幕間 神の遊戯室.1
遅くなりましたが
明けましておめでとうございます。
白い空間…神の遊戯室…
神の遊戯盤に複数の神がそれぞれの手駒を自らの領域にお気に入りの種族として配置していく。もちろんその種族の特性を活かせる地形も作り上げていく。
シホとユキトを配置した遊戯神はおもむろに発言する。
「さて、これで第一陣の駒の配置は最後かな?まずは2年間はそれぞれ遊戯世界状況の把握に努めてもらい、その後3年間は能力の底上げ期間として設けてあるが…異存はないかな?」
「遊戯神よ…駒の種類は
騎士 盾を用いた守り(盾の種類により物理、魔術共
に)に長けており重量級防具も装備できる
戦士 剣、槍、斧等の武器攻撃に長けており防具は中
量級までしか装備出来ないが武器は重量級も可
斥候 弓、短剣の武器を使い索敵や隠密に長けており
武器、防具共に軽量級しか装備出来ない。
魔術師 属性魔術(火、水、風、土)に長けており個
人の資質によって複数属性も扱える。装備は
頑張っても軽装まで
神官 治癒、祈り(守りや解毒)に長けており戦闘は
不得手。武器も杖や軽いメイスで装備は頑張っ
て軽装まで
の5種から10人、その中でお気に入りの駒1人に
守護者 パートナーの職業により特性が変わる
例として騎士や戦士、斥候には治癒を中心、
魔術師や神官には守りを中心としたスタイル
を付けた11人で良かったのだよな?」
「戦神よ。それで大丈夫だ。簡単なチュートリアルだから…ないとは思うが5年経つ前に欠けることがあれば遅れる事になるが11人になるように追加できる。」
「勝利条件は…領域による大陸制覇か30年後の生存駒数で?」
「そうだね、冥神。ただ自神の駒が他神の駒に服従した場合所有権は移る事になる。」
他の神々もあまり細かく決めても楽しめないことを知っているのか盤を見つめて頷いている。
特にこれ以上の質問は無いようだ。
「それぞれ駒には神意は伝えてあるね?まずは5年、自らの駒がどのように神意を受け取り行動していくのか見守っていこうじゃないか。どう動くかだけでも楽しみだよ。」
こうして神々による陣取り合戦と言える遊戯盤の準備は整った。
だがこの陣取り合戦で勝利した神に何かしらの賞品があるわけでも無い…自ら選んだ駒に神意を伝える事により世界の停滞を防ぎ、目まぐるしく移り変わる状況を楽しむだけのたんなる暇つぶしなのだ。
読んでいただきありがとうございます。
ゆっくりマイペースとなりますが気に入ってくれたら嬉しいです。




