ある日 森の中 熊さんに 出会った ♪
大変申し訳ございませんでした。
<熊さんがいい性格している敵だったら>
くっ・・・なんだあの怪物は・・・!?私の攻撃が効かないなんて・・・
何とか逃げることは出来たけど、このままじゃジリ貧だ・・・どうにか打開策を・・・!?
ガサガサッ ガサガサッ
まさか・・・もう追い付かれたのか・・・?
「・・・てめぇは・・・ハッ!ツイてるぜ!こんなところでお前を狩れるなんてなぁ!」
最悪だ・・・こんなところで熊に会うなんて・・・万全の状態で五分五分の闘いだというのに・・・
「・・・あぁ?覇気がねぇぜ小娘!!最高状態のてめぇを狩ってこそ俺様の力が証明されるってのによぉ!!」
・・・私だってお前との殺し合いだけは邪魔されたくない。だが・・・
「・・・チッ。・・・行けよ。」
・・・!?貴様・・・何を・・・
「っるせぇ!!いいからさっさと逃げろって言ってんだよ!!!」
・・・ダメだ!!まだこの森には奴が・・・
「この俺様が!剛力無双の俺様の一撃が!!あんな奴に防がれるわけねぇだろ!!いいからここは俺様に任せてさっさと・・・!?」
貴様の一撃も当たらなければ意味がないだろう。私に対して意味を成さないようにな。だから、私が・・・貴様の一撃が当たるように誘導してやろう。
「ハハハッ!てめぇと肩を並べて戦う日がくるなんてなぁ!!邪魔すんじゃねぇぞ小娘!!」
それはこっちの台詞だ!!!
「覇気が戻ってきたなぁ!小娘!!あんな雑魚さっさと倒して俺達の殺し合いを始めるぞ!!」
あぁ!!
<熊さんが草食系だったら>
「きゃー!熊だわー!襲われちゃうー!!」
いや、襲わないけど?
「なんだでよ!!我美女ぞ!?襲えよ!!」
美女・・・?え・・・?誰が・・・?
「おい!!!・・・はぁ・・・まぁいいや。なぁ、この木の実探してるんだけどどこにあるか知ってるか?」
あー・・・知ってるけど・・・さっき最後の一つ食べちゃったからもうないかも。
「・・・木の実じゃなくてお前をジャムにしてやろうか?」
おいしくなさそうだから辞めといたほうがいいよ?それより、ジャムにするならそれよりいい木の実知ってるけど。
「お!じゃあ案内よろしくな!上手くできたらお前にも食べさせてやるからな。」
おぉ。それは嬉しい。君は料理上手だし毎日食べたいくらいだよ。
「!?ば・・・バカ・・・そんなこと言って・・・」
???取り合えず案内するから、背中に乗って。
「お、おう・・・。な、なんかあれだな・・・。絵本に出てくるおとぎ話みたいだな・・・。」
あー・・・マサカリでも担ぐ?
「誰が金太郎だ!!!!」
<出会ったのが熊さんじゃなくて熊谷さんだったら>
あっ!こんにちはー!
「はい、こんにちは。」
「・・・知り合い?」
いや、違うけど。ハイキング途中で出会った人にあいさつするのはマナーだからね!!
「・・・へぇ。」
<出会ったのが熊さんじゃなくて熊本県だったら>
うちゃたいぎゃ困っとる
「どぎゃんしたんか??」
マンゴーが売れん!
「貴様、さては宮崎だな?」
大変申し訳ございませんでした。