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隠里の姫  作者: 柊 つばさ
勇者編
32/36

勇者side




この日、僕はいつものように学校に行って友人とくだらない話をしたりして過ごしていた。




このいつもの生活に僕は満足していたし、このまま父や母、友人達と平和に過ごせるものだと思っていたんだ。




でも・・・、学校からの帰り道・・・気づけば知らない所で人に囲まれていた。




その時の僕は、何がなんだか分からずパニックになっていた。




だって、いきなり目の前に変な白い服を着た人達が皆僕に視線を集めていたんだよ?パニックにならないほうがおかしいね。




少し正気を取り戻したときに落ち着いて周りを見てみたら少し離れたところに黒・金・銀・青・赤と、色鮮やかな集団も僕をじっと見ていることに気がついた。




その人達を見て綺麗な人達だな~って思っていたら白い服を着た偉そうな人が僕に「私の言葉が伝わりますか?」と聞いてきたからおもわず条件反射ではいって答えたけどその後に彼は「本日は我々のため召喚に応えていただき有難うございます勇者様」っていったんだ。





おもわず「・・・っは?」って答えそうになって焦ったよ。




その時僕は、この人頭大丈夫?って思ったね。




初対面でそんな事言われちゃあ仕方ないでしょう?




で、その後になんやかんやで部屋で休むように言われたんだ。




多分呆気にとられている僕を見て疲れてるとでも思ったんじゃないかな?




まあ、そんなわけで今日僕の身に起こったことを見直してみたんだけど・・・。




どうして僕だったのかな・・・。




他にももっと適任者がいるでしょ!




例えば、常に非日常を求めてやまない人とか、めっちゃ強い人間戦闘機並みの人とかさ。




そういう人を呼べば良いのになんで一般人の僕なんかが選ばれたんだ?




ねぇ、神様・・・。




どうして僕なんだい?

ちなみに共通語は帝国語なので普段の会話は帝国語で行われています。

だから勇者が翻訳で聞こえる言葉は帝国語です。

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