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隠里の姫  作者: 柊 つばさ
勇者編
31/36

テストも終わって検定も終わった!

開放感が半端ない!

という訳でお久しぶりです。

勇者がやっと出てきます。

あと、この世界での標準語は帝国語になっていますので会話は帝国語で行われています。

「では、これより勇者召喚の儀を始めますので皆様、どうぞこちらへ」




何やら神官さんがそう言って召喚陣のある部屋に私達を案内した。




目的地に着くとなんとも言えない神聖な空気が漂っているのが私にも分かった。




白い空間に召喚陣が浮かび上がっておりあわい光を発している。とても幻想的で思わず見とれてしまった。




そこにちょっと生え際がやばそうな最高神官らしき人がやって来て私達の目の前に立って「これより勇者召喚の儀を始める」と言って陣の前にそのまま移動して神官のみに伝わる神語らしき言葉を呟いた。




するとあろうことか召喚陣が輝くように発光した。




私達は思わず目をつぶってしまった。私としたことが!?と思ったのは言うまでもない。




私達が目を開けた瞬間、召喚陣には一人の少年の姿があった。







「え?なに?ここ何処?」






まあ、その反応が普通だよね・・・。




だっていきなり気づいたら知らないところで知らない人たちに囲まれてるんだからね・・・。




ヤバイ、凄くこの子に同情するよ。




この子の旅に付いてくから母親のように見守ってあげようではないか。




・・・それにしてもイケメン君ではないか。




ちょっとクセのある茶髪に目の色は茶色で少しタレ目でワンコ系の可愛らしい見た目もあり母性本能をくすぐるではないか。




何故かないかを沢山使っている気がするがまあいい、何やら生え際がやばそうな最高神官らしき人がワンコ系美少年になにやら言っている。




美少年が「勇者!?」といきなり叫び出して混乱しているのが見えた。




そりゃあそうだ。




いきなり知らない人に勇者になって魔王を倒してくれと言われるんだよ、そんなん初対面に言われてもテンパって何がなんだか分からなくなるのは誰でも想定できる。




あれ?何やら取り乱している美少年君を神官達がここから外に連れ出してくみたいだ。




部屋に案内して落ち着かせるのかな?




そう思っているとこの場所に案内してくれた神官さんが「本日はここまでになりますので皆様のお部屋にご案内いたします」といったのでそのまま神官さんの後について行き案内された部屋で思わず呟いた。

















「勇者は・・・私達を・・・いや、私を私を楽しませてくれるのかな・・・」

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