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「はい、まあ世界的に見る土地は広いことは広いのですけど・・・。私達の黒国は他の国の地図には載っていなのですよ・・・」
「どういうことだ?何故地図に載っていない?」
「それはですね、他の国からしてみれば黒国は色々と謎に包まれているからです。彼等は黒国が何処に位置しているのか分からないのですよ。それに国が位置しているところは殆どが森ですので魔物や魔獣なども出ますから普通はその中に入っていこうだなんて思わないですからね。だから他の国の人はその国の偉い人以外黒国の情報についてはあまり教えられないのです。」
「では何故お前達は6国の中に入っているのだ?」
「はい、それはですね、我々の力があまりにも異常だからですよ。」
「異常だと?」
「はい。あまりにも強すぎて私達を相手にしたら最後この大陸は私達の住む場所以外、姿を失うことになるでしょう。
一人で一国を滅ぼすほどの力です。周りの国から恐れられて当たり前です。だからこそ周りの国は我々の機嫌を損ねないよに6国の中に入れたと思われます。
6国に入れたからと言ってそんなにこちらにメリットは無いのですがね。
まあ、あまりにも恐ろしすぎるから仕方なく入れたって事ですね。」
「お前達はその身のこなしで何となく分かってはいたが凄かったのだな・・・」
「まあ、あまり気にしないでください。あと、ちなみに黒国の人は黒髪黒目のが多いです。ほかの国で黒髪黒目の人を見たら黒国出身者である可能性が大きいです。」
「そうか、ふむ・・・。大体分かった。では次に魔国か?これについては少し知っているぞ」
「そうですか。ではどのような国なのか説明していただけますか?」
「ああ、魔国は魔物と魔獣で構成された国だろう。俺も行ったことがあるぞ。魔国は他の国とは違い地下に街がある。地上が人間達の住処ならば地下は魔物や魔獣の住処だな。中には魔人と呼ばれる連中もいたぞ。
魔術に関しての技術ならば地下の方が勝っているな。科学でいえば人間の方が勝っているが。
そして、人間の言う魔王が締めている国だな。魔王は神獣とはまた違う存在だ。だが力は同格と言ってもいいくらいに強い」
「そうなのですか?人間には分からないことが聞けました。有難う。
人間の世界では魔国は通称魔界と呼ばれている一部の人間の間だけですが・・・、それでも人間の驚異になっていることは変わりないと思われます。それに近ぢか勇者を召喚するとかしないとかいう噂が流れていますから。また何か勢力に影響が出るでしょうね」
「ほう・・・、ところで勇者とはなんだ?」
「・・・・・・っは?」
19と20は会話ばっかりになってしましました。
でも、いろいろ設定が分かったかと思われます。