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隠里の姫  作者: 柊 つばさ
帝国編
12/36

ギルベルトside



目の前にはとても不愉快そうにしている少女がいた。


その少女は黒髪黒目で肌は透き通るように白く唇や頬はほんのりとピンクに染まっておりとても魅力的で、服は漆黒のマントを羽織っておりどこかミステリアスな雰囲気を醸し出していた。


このような素晴らしい容姿ならば俺の妻になるに相応しいと思い提案を持ちかけた。


ところが彼女は話をするにつれて微妙な変化だったがとても怒っているようだった。


そして次に彼女の口から出た言葉は予想にもしないことだった。


まさか拒絶されるだなんて思いもしなかった。


だって、今まで見てきたものは帝国の力に怯え帝国が味方になることを本望だと言わんばかりに喜んでいたから。


だからここで否定されるだなんて思いもしなかった。


彼女は私が言った言葉を侮辱だといった。


どこがいけなかったのだろう。しかし、彼女を怒らせたのはまずいことだけは分かっていた。


アルベルト達にも目線で何処がいけなかったのかが聞いてみたがわからないようだ。


「今日一日はこちらにいます。明日の組手が終わり次第帰ります。明日の朝、部屋に来て誠心誠意謝っていただければよろしいですので。それでは」



彼女はそう言って部屋から出ていった。


俺達はどうすればいいのか分からず暫くその場で固まってしまった。


何故なら彼等は一人でも一国を滅ぼせるほどの力を持っていると聞く。その彼等を怒らせたとなればこの国はもう終わりと言っても過言ではない。


俺はさすがにまずいと思い。彼等に詳しい父に相談することにした。


父の書斎に着き父に先程の話をするとどんどん顔が青くなっていき話の途中で飛び出していってしまった。


あの父の変わりようには相当びっくりした。


だがそれ程までに彼女は恐ろしいのだろうか?怒っていた時は断られたことに混乱してしまいあまり覚えていないのだが、それ程までに恐ろしい印象は受けなかった。


だからか少し、父をあそこまで追い詰めることができる彼女に興味をもった。


出来ることならその力の片鱗を見せて欲しいとまで思ってしまった。


彼女が怒ている時の僅かな記憶にある彼女の無感情な表情を美しく感じてしまったから・・・。

最初は主人公への興味から始まります。

これから変態になるかもです。

っていうか、変態しか出てないような気がする。

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