第三十六話
「一人二役の精霊王さま」第三十六話です。
本作は毎週火曜日の更新を目標にしています。
精霊に睡眠は必要ない。
日比原有沙だった頃、病室に閉じ込められ、ベッドで安静にしていることを強制されていた有沙にとって、睡眠も休憩も不要な、無尽蔵な体力を有する精霊王に転生したことは、夢のような現実だった。
こんな恵まれた立場にありながら、その精霊人生の大半を寝て過ごしていたという前精霊王は、なんてもったいないことをしていたんだ、とも思った。
だが、百年精霊王としてやってきた今、有沙は初めて「休みたい」と感じていた。
魔力も体力も問題ない。疲れているのは、心だ。
精神的ストレスが限界を超えると、人間は病気になって動けなくなることもある。
今の有沙はそれに近い状態で、動こうと思えば数万キロでも移動できるが、魔法を連続で何千発も打ち続けることも可能だが、まったくやる気が起きない。何もしたくない、と言うのが本音だ。
そしてそんな心の欲求に従い、彼女は休むことにした。
「私、ちょっと休憩するわ。緊急事態が起きない限り、呼びに来ないでね」
皆にそう告げて、有沙はロータナシア連邦国へ行った。
ロータナシアはウィスタリアの東に位置し、国を挙げて芸術と音楽を推奨しており、温暖な気候と景観豊かな自然を有していることも相まって、世界有数の観光立国だった。
このロータナシアに、有沙は別荘を持っていた。もちろん精霊王としてではなく、ある富豪の令嬢、という肩書でだ。
別荘は南の海に面し、小さいながらプライベートビーチも有しており、不在時の掃除や手入れは専門の管理人が行ってくれる。
ニンファレアの森のように、めったに人が来ない秘境の地ならば魔法で勝手に家も建てられるが、ロータナシアは国土が狭い上にどこもかしこもが観光地化しており、とても人目を避けて勝手に家を建てることなどできない。
しかしこの国の穏やかな気候と美しい景観は魅力的で、有沙がポツリと「ここに別荘とか持てたら最高なのにー」と洩らした一言により、次の日にはもう、エドガーが絶好のビュースポットに別荘を用意してくれた、という次第だ。
ちなみに、エドガーのこの粋な贈り物に有沙が感激したところ、他の精霊たちからも次々と同様のプレゼントがされ、現在有沙は、ロータナシア以外にも七つの国に趣の異なる別荘を所有していた。
だがやはり、一番のお気に入りはこの、オーシャンビューで開放的なロータナシアのコテージ風別宅だった。
有沙が別荘に到着するとすぐに、近辺に住んでいる精霊が集まり、こまごまと身の周りの世話をしてくれた。海が近いこともあり水の精霊が多かったが、海に住む者と川に住む者、湖や泉に住む者で微妙に性格が違うことに、有沙は気づいた。
全員整った見た目であることは間違いないが、海>川>泉>湖の順で活動的な性格にあるようだ。普段泉に住んでいる水の精霊の長たるアオイは、大和撫子を思わせるおしとやかな性格だが、ここにいる海の精霊たちは、彼女に比べてかなり活発でにぎやかだった。
だがそんな彼らも、ちゃんと精霊王様の心を察する能力は備わっているようで、休養したい有沙の気持ちを汲み、静かに控えめに世話役をこなしてくれていた。
有沙はウッドデッキの木製チェアに座り、「うーん……」と大きく伸びをした。
リディアの姿でサマードレスに着替え、ロータナシア産のフルーツを絞ったフレッシュジュースをストローで飲む。脇のテーブルには、籠に山と積まれた新鮮なフルーツ。南国の太陽が照らす水面は、ダイヤモンドを散りばめた鏡面のごとく輝いている。
「あ~、やっぱりここ最高~~~。今日はここで星を眺めながら寝ようかなー」
頬を撫でる潮風に目を閉じ、有沙は浜に打ち寄せる波音に耳を澄ました。
前世で日比原有沙だった頃、有沙にとって海とは、スマホやテレビ画面越しに見るだけの、「この世界に存在するらしいが、自分とは無縁の場所」でしかなかった。
心臓に爆弾を抱えて生まれてきた有沙に、親も主治医も教師も皆、彼女が海へ近づくことを良しとしなかった。だから幼稚園の園外学習も、小中学校の臨海学校も、その全てを欠席させられた。友人たちが楽しげに思い出話を語るのを、彼女はただ黙って聞いているしかなかった。
ただ一度だけ、高校に入学してすぐの頃、母方の叔母に海辺のホテルへ連れて行ってもらったことがあった。
亡くなった母親の年の離れた妹である彼女は、普段は海外で生活しており、日本にはめったに戻ってこない。だから彼女と会ったのは十七年の人生で数えるほどしかないが、それでも有沙は、その叔母が大好きだった。
母と似た面立ちの彼女は、美人で気さくで頭が良くて、外国語が堪能で社会的に成功していてと、憧れの大人の女性を具現化したような人だった。有沙は彼女を慕い、尊敬していた。
夏休みなのに家に閉じ込められている有沙を不憫に思ったのか、叔母は彼女を海辺のホテルへ連れて行き、そこで色々な体験をさせてくれた。
海には入れなかったが、オーシャンビューのホテルのプールで水着を着て遊び、カフェでアフタヌーンティーを楽しみ、生まれて初めて花火を間近に見ることもできた。
だが二泊三日の最終日、有沙は大きな発作を起こして再入院を余儀なくされた。そのことが海外出張で不在だった父の耳に入り、当然のごとく彼は、勝手な真似をしてと義妹を責めた。そして彼女は有沙に会うことなく、また日本を旅立ってしまった。
(……そうだ。あれが、父と溝ができた決定的な理由だった)
遠い前世の出来事を思い出し、有沙は心の中で呟いた。
あの時、有沙は生まれて初めて、父親に逆らった。
発作が起きたのは叔母さんのせいじゃない。だから叔母さんを責めるのは間違っている。彼女は私に素敵な経験をさせてくれた。いつも仕事で不在なお父さんよりも、叔母さんの方がずっと家族らしい扱いをしてくれた。
叔母に憤る父親に向かい、有沙はそんな言葉を投げつけた。
今になって、かなりひどい発言をしたものだ、と思う。
娘の高額な医療費のため働き詰めだった父親に対し、そばにいてくれないことを責め、数年ぶりに会った叔母の方が家族として良くしてくれている、などと。
あの時の父の傷ついた顔を、今も覚えている。
だが彼は、そんな薄情な娘を叱らなかった。ただ落胆したように肩を落とし、無言で部屋を出て行った。父はそれからしばらく、娘が就寝中にしか病室に来なくなった。叔母も責任を感じたのか、無理をさせて申し訳ない、という主旨のメールを最後に連絡がつかなくなった。
有沙はそれで叔母にも見捨てられたと感じ、しばらく病室で泣き暮らした。父を恨み、自身の体と運命を呪った。
さんざん泣いた後は、諦めという褪せた思いに支配された。
私がこうなのは生まれつきだから、しょうがない。
こんな私だから誰からも好かれないのは、しょうがない。
ただ生きているだけ、生かされているだけなのだから、この人生に普通の幸せや楽しみを求めることは、できない。
……そう思った。
あれからさらに、有沙はフィクションの世界にのめり込んでいった。誰かが作ったファンタジーの世界に没入している間は、惨めな自分を忘れることができたからだ。
それが悪いこととは思わない。当時の有沙にとっては、それだけ現実が過酷なものだったからだ。
だがだからと言って、他人を傷つけて良い理由にはならない。
「……はぁ」
今はもう、父親に詫びることも、叔母に感謝の言葉を伝えることも、叶わない。
なぜ生きている間に、父親に「ごめんなさい。いつもありがとう」と言わなかったのか。叔母に、「素敵な思い出をありがとう」と感謝の手紙一つ出さなかったのか。
あの頃の自分は何も分かっていない、何も知らない、幼い子どもだった。狭い視野でしか他人を見ることができず、一方的に断罪していた、どうしようもないガキだった。
「……もう少し大人になるまで生きられたら、お父さんにもちゃんと謝って、叔母さんにありがとうって伝えることも、できたのかな」
凪いだ海の水平線を見つめながら、有沙は呟いた。
全ては過ぎたことであり、自分はもう彼らと共にいない。地球にすら住んでいない。だからもう、できることは何もない。
「こういう後悔がどんどん増えていくから、人は前世の記憶を持たずに転生するのかなぁ……」
有沙はふと、自分が日比原有沙として生まれる前の、前々世について考えた。
魂が生まれ変わりを繰り返すのであれば、日比原有沙として生まれる前も、どこか別の世界で生きていたということになる。
だが今の自分は、日比原有沙である前の自分が何者だったか、全く覚えていない。普通はそうだ。誰も、今の生を与えられる前の記憶など、持ってはいない。
このオスティアに住む人間にも精霊にも、前世の記憶を持っている、という存在には出会っていない。
(つまり私は、特例中の特例ってことよね。だけどどうして、私だけ地球人だった時の記憶が引き継がれたんだろう? あの時は夢だと思い込んでいたから、マリリンさんにちゃんと理由を聞かなかったんだよね……)
また一つ後悔が増えて、有沙は「はぁあ~~~……」と長いため息をついた。
精霊王の気分が沈んだせいで、さっきまで明るかった空に薄雲がかかり、海はくすんだ灰色に変わった。
大きな墓標のように見える海を、有沙は無言で見つめた。
その時、頭の隅で、自分でない別の何かがざわめいた。これは精霊王になってからときおり起こる現象で、どこかで複数の精霊が騒いでいる証拠だ。
「どうしたの? 何かあった?」
有沙は遠くにいる“彼ら”に向かい、直接話しかけた。
「精霊王様」
精霊王の呼びかけに、風の精霊が答えた。
「お騒がせして申し訳ございません。今からそちらに伺ってもよろしいでしょうか」
「いいよ」
有沙が了承すると、すぐにエマとエドガーが現れた。と思っていたら、さらにエレノアとアオイまで来た。
「どうしたの、勢揃いして」
目を丸くする有沙に、代表してエマが「お休みのところを申し訳ございません」と片膝をついて詫びる。
「しかしこの件については、精霊王様のお耳にも入れるべきかと判断いたしました」
「あら」
そこでエレノアが、エマの発言に横槍を入れた。
「わたくしは不要だと思いましたわ。お休みになっている精霊王様を、わざわざ煩わせるほどのことではないでしょう」
「……わたくしもエレノアに同感です」
めずらしくアオイが発言した。
「僕は……申し訳ありません。決断できませんでした。それでエレノアに相談したのですが……」
「そうよ。エドガーはわたくしに相談に来たのに、いきなりエマがやってきて、精霊王様に報告に行けとけしかけるから、結局こうして皆で来ることになっちゃったじゃない」
「……精霊王様の休息を妨げることは、私とて本意ではない。だがこの件については、精霊王様のご判断を仰ぐべきだと思ったのだ」
「エマは融通が利かなすぎよ。精霊たちをまとめる立場にあるわたくしたちは、大抵の問題は自分たちで対処すべきだわ。いつもいつも精霊王様にお伺いを立ててばかりじゃ、補佐役としてあまりに未熟ではないかしら」
エレノアの熱弁に、アオイもうんうんとうなずいた。
「そのための感応力ですから。下位の精霊たちもできることが、わたくしたちにできないはずがありません」
「その感応力が不完全ゆえに、大事なことは直接精霊王様にご指示いただくべきだと言っている」
光の精霊と水の精霊、二人に責められても、エマの主張は変わらないようだった。
精霊王そっちのけで揉め始めた高位精霊に、有沙は「ちょっとちょっと」と慌てて声をかけた。
「さっきから、いったい何について話してるの? 私にも分かるように報告して」
「失礼いたしました。……では、報告はエドガーから」
エマに名指しされ、黙っていた闇の精霊が一歩前に進み出る。
「……はい。じつはラスキン男爵家を監視していた者から、屋敷内で動きがあったと報告が入ったのです」
「うん、それで?」
「はい。現在ラスキン家では、イザベルの息子であるクライヴ・ラスキンが、毒蛇に噛まれて重篤な状態にあるそうです」
「え!?」
驚く有沙に、エドガーは続けて発言した。
「件のメイドをイザベルが激しく糾弾した際に、メイドは自分が蛇酒を飲んでしまったことを知り、ショックで倒れてしまったのです。そのことで、メイドの恋人であった庭師の男が激怒し、男爵夫人への報復に息子のクライヴの命を狙いました。彼は蛇嫌いの恋人のために、屋敷内の蛇を捕獲しては業者に売っていたのですが、納屋に保管していた毒蛇でクライヴに怪我を負わせたのです」
「そんな……。だけどそれなら、解毒魔法が使えるヒーラーを呼べばすぐ……」
「それが、現在王宮にて、王太子が原因不明の病に侵されており、王都の高名なヒーラーは全員王宮に招集されているのです。下位の治療師では完全な解毒は難しいらしく、クライヴも現在、高熱と炎症に苦しんでいる状況です」
エドガーが報告し終えたところで、エレノアが前に出てきて言った。
「ですが精霊王様。これはまさしく、精霊王様が意図した展開ではございませんか?」
「え?」
「クライヴを重い病に罹らせて、その治療薬をセルヴィッジ侯爵家から贈られれば、きっとラスキン男爵夫人は改心し、セルヴィッジ家への敵がい心も失くすことでしょう」
「…………!」
エレノアのこの発言に、有沙は大きなショックを受けた。ショックが大きすぎて、近くの浜にいきなり特大雷が落ちて大岩を一つ粉々にした。
「な、なんで、その計画……みんなが知ってるの……」
顔色を変えた有沙に、エレノアはどや顔で続けた。
「これこそ、精霊王様の忠実な僕たる我々精霊にしかできない、感応力というものですわ。精霊王様が望まれたり思われたことは、漠然としたイメージとしてですが、我々精霊にも伝わるのです。今回、ラスキン男爵夫人には何らかの罰が必要かと思われましたが、精霊王様が考えられたこの周到な計画であれば、彼女に罰を与えると同時に改心を促すこともでき、一石二鳥の効果が得られることでしょう」
「……つまり」
有沙は茫然とした表情で言った。
「今、クライヴが毒蛇に噛まれて苦しんでいるのは、精霊王である私が計画したことで、その計画を実行するために、精霊たちが仕向けたってこと……? もしかして、庭師のことも操ったりしたの?」
有沙はそこで、無言のエドガーに目を向けた。
「どうなの、エドガー」
「……はい」
言外の圧を感じ、闇の精霊は目を伏せて答えた。
「ラスキン家にいる僕の精霊たちが、あの家の者を操ってこのような結果になったことは、間違いありません」
「…………」
「精霊王様。どうかエドガーたちを褒めてあげてください」
無言の有沙に、エレノアが進言した。
「これでわたくしが、今夜セルヴィッジ家に赴きクラリスに浄化の雫を下賜すれば、彼女はきっとラスキン男爵夫人を助けるでしょう。それによってイザベルは改心し、もう二度とセルヴィッジ家やアリッサ様に対して……」
「エレノア!」
突然の精霊王の怒声に、その場にいた全員がショックを受けて固まった。
「今夜だなんて悠長なことを言っていないで、今すぐラスキン家へ行って、クライヴを助けてあげて」
「え……。ですがセルヴィッジ家は……」
「いいから、すぐに行って!」
精霊王の命令に、光の精霊は戸惑いつつもその命に従った。
有沙は次に、うつむいたままの闇の精霊を見た。
「エドガー」
「はい」
「あなたもラスキン家へ行って、メイドと庭師を助けてあげて。メイドの彼女の方はここ数日の記憶を消して、庭師の彼には身の危険があるからと説明して、すぐに二人をリディア村へ連れて行って。アオイ、あなたは先に村へ行って、ハーリー男爵とドルフさんに事情を説明して、二人が村で暮らせるようにしてあげて」
「かしこまりました」
「すぐに向かいます」
水の精霊と闇の精霊が消えて、有沙はフゥと息をついた。
そして一人残った風の精霊を見て、憂鬱な顔のまま「エマ」と彼女の名前を呼んだ。
「ありがとう。あなたは、分かってたんだね」
デッキチェアに体を預けて、有沙は飲みかけのジュースを飲んだ。
「……精霊たちの感応力を甘く見てたよ。まさか私が思いついただけの計画を実行しちゃうだなんて……」
クライヴを重い病気に罹らせて、その治療薬をセルヴィッジ家からラスキン家に提供させる。
有沙はこの計画を、かなり早い段階で思いついていた。だが幼いクライヴを病気にするのは可哀想だと、有効ではあるが実行するには問題あり、と敢えて保留していた。
「……私のミスだ。もっと早くみんなに、こういう計画があるけど実際に行うつもりはない、と伝えておくべきだった」
「いいえ、精霊王様」
それまで黙っていた風の精霊は、椅子の傍らに片膝を突き、頭を垂れて進言した。
「前精霊王様が仰っていました。人の心は複雑で、思っていることと実際に表に出す言葉や態度が異なることは多々あると。精霊にそのような二面性はないので、彼らは時に間違いを犯します。表に見えたものだけで判断し、それが正解だと信じてしまうのです。これは精霊と人の違いによるもので、精霊王様に責はございません」
「……うん」
「前回精霊王様は、ハーリー男爵家でも同じような計略を行われたため、それを知る彼らが勇み足となってしまったことは仕方がありません。状況が異なればそこに下す決定も異なることを、彼らは理解できなかったのです」
「うん……」
「どうか彼らをお許しください。忠義あるゆえの過ちでございますゆえに……」
「うん、分かってるよ」
他の精霊たちを庇う風の精霊を、有沙は微笑みを浮かべて見つめた。
頭上には青空が戻り、海は陽の光を受けて輝いていた。
「さっきは怒っちゃったけど、本気で怒ってはないよ。ただこれからは、もっと注意しなくちゃいけないなぁと、思っただけ」
「……はい」
「ところで、エマ」
グラスをテーブルに戻し、有沙はハッとして腰を上げた。
「そういえば、さっき重大なことを聞き流しちゃった気がするんだけど……」
風の精霊と見つめ合い、有沙は驚いた顔で言った。
「さっきエドガー、王宮で王太子が病気って、言ったよね?」
「はい。複数の高名なヒーラーが集まって治療に当たっておりますが、回復の目途は立っておりません」
「そんな……。ラビサーでは、そんなエピソード出てこなかったのに……」
セルヴィッジ家にばかり気をとられ、他の攻略対象たちにまで見張りをつけていなかった有沙は、自身の失態を悔やんだ。
だが悔やむ時間はない。
「エマ、今から王宮に行くから、ついて来て」
有沙は立ち上がり、風の精霊に向かって言った。
第三十七話につづく
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