実力主義の魔術学園
2年後、人界歴791年4月10日
2年間、リフとの剣術を指導してもらい、魔力の使い方はイドに教えてもらった。2年の間にいろいろあったが、簡単に言うと、まず、ボクの名前は黒神ユキという名前にした。ある人からそう呼ばれるようになったからこの名前にした。次にこの世界は15歳に《称号》と言うのがもらえるということが分かった。異世界に転移して1年後に『称号』を手に入れた。ボクの《称号》は、、、そんなことより、今、東魔術学園に向かい中だ。リフの家から、15分でつき、意外と近かった、さあ、ここはどんな場所か楽しみだな〜、
ボクは1年Cクラスらしい、なんでもこのクラスは4つに分けられているらしい、特別生Sクラス、Aクラス、Bクラス、Cクラスと、なんか、実力順番の感じだなー、
教室に入ると、ボク含めた、20人の生徒がいた。この世界には獣人やエルフなどもいり、エルフ3人、獣人5人、あと12人が人間って感じになっている。
チャイムが鳴ったと同時に赤髪の男が入ってきた。背は2メートルあるんじゃね?、
「このクラスの担任になったアカウシだ。
よろしく!」
結構元気系のタイプの人間かー、うるさそうで嫌だな、
「お前たちも知っていると思うが、この1年最後で、1年生、合計66人から、33人になる。個人ポイントが少ない人順に退学になる仕組みだ。そして、2年の最後で、15人に絞られる、そして、3年生、5人だけが、超人と言う《称号》を手に入られ、身体能力が大幅にUPする。お前たち、なんとしても、その5人に入れるようにがんばれよ!前の時はCクラスは3人しか残らず、2年生には誰も残らなかったしな、ハハハ!笑」
なるほど、要するに実力だけの学校というわけか、面白い、
「では、今年の主な行事を紙にまとめたので、見ておくように!この行事のポイントは大幅に変わるからな、』
うむ、では紙を見てみるか、
4月26日 1年生、トーナメント、
5月17日 全学年、サバイバルバトル、参加希望
6月6日 西魔術学園とのトーナメント
7月17日 身体能力大会 全学年
10月10日 SクラスVS Aクラス
BクラスVS Cクラス
1月2日 クラス内対決
2月4日 全クラス対決
3月14日 1年生トーナメント
20日 ???
30日 ???
この行事10個が重要というわけか、気になるところもあるが、1人の女子が
「先生、最後の2つは何ですか?」
「それは書いてある通り、秘密だ。ただ、言えることと言ったら、個人ポイントに変動が強いと言うことだ。」
なるほど、じゃあ、最後に良い結果を出せば良いだけかもしれない、まあ、それは無いかもしれないと思っておいた方がいいだろう。
どのように過ごそうか、これは迷うな、ただ、卒業できれば、強くなれるのは目が離せない。退学には絶対にならん、
まず、気になったところはこのクラスは21人でA、Bは20人ずつ、Sクラスは5人、このクラスであと1人足りない?なぜいないのか、気になるな、
次に、個人ポイントというだけあって、違うポイントも存在するのだろうか?
なんて、考えているうちに先生の話が終わっていた。どう動くかは決めている、ボクはこのクラスでは平凡の生徒に演じ、来たる時に、実力を少しずつ出していこうと思う。他のクラスから警戒されたりしたら、大変な感じがするし
そんなことを考えながら、1週間経過した。特にこれといったことは起きていない。毎日、夕方にリフの家に帰り、修行をするだけ、たまに、リフが剣術の練習に付き合ってくれている、リフは卑怯なやり方で、ボクを倒してくる、普通の人よりもタチが悪いとおもう。
学園ではまだ友達と言った人がいない、そんな風にしていたら、4月20日になっていた、
その日、26日にやる、トーナメントの詳細が発表された、
1位50ポイント、
2位40 ポイント
3位30ポイント
4位20ポイント
5位10ポイント
10位以内9ポイント
20位以内5 ポイント
33位以内3 ポイント
34以下0ポイント
よし、ボクが目指すのは29位あたりかな、そこら辺なら誰が強いか判別できるし、まだ皆んなには警戒されたくないからな、それにしても、まだ、ボクのポイントは0、案外、行事がなかったら、ポイントは獲得出来ないのか?50ポイント取れば退学にはならないかもしれないな、