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第9話 カレーラス王国

港町から船に乗り、目指すは南の海、南の大陸だ。

アーサトゥアル帝国が大陸の大半を支配しているスケアクロウ大陸から、南へ向かっていくと、見えてくるバーバリアン大陸。

バーバリアン大陸は蛮族などが住む大陸と言われている。

そこからさらに西の海を進むと、エクレール大陸が見えてくる。

そのエクレール大陸の東部を統治するのが、ミミ王女の治めるカレーラス王国だ。

ちなみに西部はというと、シュー・ア・ラクレーム・ティラミス大公国という国が治めているそうな。

カレーラス王国はアニメ系の美少女が集う王国であるのに対し、シュー・ア・ラクレーム・ティラミス大公国は、少し大人の、年上のお姉さま系の高貴な雰囲気の令嬢が集う大公国。

同じエクレール大陸なのに、東部と西部ではこうも違うのか…。




そしていよいよカレーラス王国の港町、ポートカレーラスに到着した一行。

目指すは王都、セントラル・カレーラスシティだが、それほど距離は離れていない。

それほど時間もかからずに、セントラル・カレーラスシティに到着した。


「さあ!着いた着いた!ここが王都か!」


やはり王都、広さも町の賑わいも、今まで見てきた町の中では一番だ。


ドーガが言う。


「おんなじ王都でも、アーサトゥアル帝国の帝都とは、全然雰囲気が違うな。」


キキララは反応する。


「えっ!?そうなの!?」


その時、ラファエロの脳裏には、在りし日のジャパネスク王国の王都の記憶が蘇る。


「ジャパネスク王国の王都も、アーサトゥアル帝国に攻め込まれる前は、こんなふうに大変栄えていた都だったんだ。」


あらためて、ジャパネスク王国について語る。


「きっと、ジャパネスク王国にも戻れますよ。

そうなったら、私もジャパネスク王国の王都に、行きたいな。」


キキララは励ますように言った。



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