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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十一章 みんなでおばあちゃん家に行こう
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九十四話 みんなでおばあちゃん家に行こう⑧(すももとりんごのペアルックパジャマ編)



しばらくしてすももさんとりんごが戻ってくる。二人の寝巻きは同じ形のスウェットパーカーですももさんがオレンジ、りんごがピンクのを着ている。同じ形、つまり………。


「ぺ、ペアルック?!」


俺は思わず声を上げた。


「どう?似合ってるでしょ」


すももさんがりんごのパーカーを触る。


「似合ってるじゃない」


「可愛いです!」


アリアさんとシャロンが二人を褒める。


「きゃー!可愛い、可愛いわすももちゃん!」


清さんのテンションが上がりまくってスマホですももさんの姿を撮っている。


「あ、あなたは邪魔だからどいてくれる?」


りんごに淡白な声で言った。りんごは嫌そうな顔をしたがすももさんから離れた。


「いえい、いえーい」


すももさんが色んなポーズを取りながら清さんが写真を撮る。


「なんか馬鹿みたい……」


それを見てアリエが呆れ顔で言った。こんなのが自分の恋敵だと思うとそりゃあ馬鹿に見えるだろうな。


「お前、あのすももさんとペアルックとか恥ずかしくないのかよ」


俺はこっそりりんごに耳打ちした。


「姉貴に押し切られたんだよ。別に仲間内でやる分にはまだマシかなって思っただけ」


満更でもない顔でりんごが言った。

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