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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百七十三話星宝家で写真撮影



「わたしなんかがいいんですか!」


「ありがとうございます」


キャシーからの提案を聞くと興奮しつつも戸惑う理恵ちゃんと対照的に薫子さんはすんなりと受け入れた。


「なんでだよ!主様の提案とはいえこんな恐れ多いこと受け入れていいのかよ!」


理恵ちゃんは薫子さんに怒る。


「キャシー様はお優しい方です、受け入れるのも礼儀ですよ」


「そ、そうっすね。ありがとうございます」


だが薫子さんに言われると納得してキャシーに頭を下げた。


なんか理恵ちゃんの顔が変質者に若干見えなくもないが気のせいか?



外に出て家をバックに集まる。


「あれ、アリアさんはいないんですか?」


「そういえば今日は忙しいのかしら、見てないわね」


俺がいない星宝家の人を挙げるとキャシーさんが答えていた。娘なのに扱いが雑だ。


「アリア様ならアルバイトと言っていましたよ」


「あー、そうだっわね。ありがとう薫子」


薫子さんに言われてようやく思い出していた。


配列が決まると理恵ちゃんがスタンドのついたデジカメにタイマーをセットしにいく。


「なんか緊張してきたな」


「馬鹿、言うんじゃないわよ」


アリエに心情を言うとこんな返事がきた。どうやら彼女も同じ気持ちらしい。


理恵ちゃんが走って戻って来る。嫌な予感がした、まさかな。


「あ」


ずっこけたー!まさかのまさか、約束過ぎる失態だろこれー。その先は薫子さんとキャシーさんがいるところで二人も体勢を崩す。デジカメからフラッシュが焚かれ撮影が終わる。

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