表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
572/594

五百七十一話 アリエのアルバム(アリアのも) ④



「でもアリアともまた仲良くなり始めたのよね。葉月くんなにかした?」


キャシーさんが疑問を投げた。


「まあ、ちょっと………」


俺はなんとも言えない顔をした。


「でも嬉しいわ。姉妹っていうのは仲が良くないと」


「ええ、ですね」



体育祭や文化祭の写真もそのページにはあった。というか中学生になるとこれぐらいしかない、というのも


「あの子ったら恥ずかしいのかこの頃からあまり写真撮らせてくれないのよー」


とのことだ。


「当たり前じゃない。この歳になって親にいくつも写真撮ってもらうとかおかしいわよ」


アリエもまた説明する。


キャシーさんはそれを聞くと口をすぼめた。


「なに言ってんだ、子供ってのはいつになっても可愛いもんなんだ。写真なんていくら撮っても足りないもんだぞ」


連次郎さんが主張してきた。


今度はアリエの顔が歪んだ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ