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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百六十八話 アリエのアルバム(アリアのも)



「なんだ、ここからがいとこなのに」


連次郎さんはがっかりして写真を懐にしまう。ポロシャツではない、ズボンのポケットか?気になるけど恐くて下の方見れないな。


と連次郎さんと話してる内にキャシーさんがアルバム持ってきた。


「ちょっとお母さん、ほんとにアルバム持ってきたの?」


アリエは信じられないという声で言った。


「いいじゃない、葉月くんが来たんだし」


キャシーさんは構わずアルバムをテーブルに置いて開く。


「お、これがアリ………アさんですかね」


そこに映った赤ん坊に俺はどちらか一瞬迷ったがアルバムの最初の方にアリエがいるわけなかった。


「見間違えるんじゃないわよ。あたしは………こっち!」


さっきは嫌がったがアリエは自分からページを開き自分の写真を示す。


さっき一瞬見たアリアさんと一緒に映ったもの同様病院でキャシーさんに抱き上げられた姿だ。生まれたばかりの時のようなので可愛いというか面影がまるでない。キャシーにばかり目が行ってしまう。


「キャシーさん若いですね」


「まあ!日本の子は若くてもお世辞が出来るのねー!」


キャシーさんは両手を重ねて歓声を上げた。


「お母さんばっか見てんじゃないわよ!」


アリエは苛立ちページを変える。まあこんなとこずっと見てもしょうがないしな。

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