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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百六十三話 星宝家は玄関が広いのか狭いのか



薫子さん達に案内され家の中に入る。


「玄関ひろ………くないな。別荘が広すぎて広いのかわかんねえわ」


「うん、微妙だね」


俺とみかんは玄関を見て言った。俺のアパートの二倍はあるが別荘よりかは小さかった。


「うっさい、あんたんとこより広いんだから文句言うんじゃないわよ!」


「お嬢様の前で失礼だ、失礼ですよ」


アリエが声を荒らげると理恵さんも怒ろうとして静かに諌めてきた。


「す、すまん………」


「あと理恵、気持ちはありがたいけど言わなくていいから」


「しかしお嬢様!」


言い方は丁寧だったがまたもやアリエは理恵さんを注意した。


「こいつは一応お客様なのよ、言葉遣いが丁寧だから大丈夫て話じゃないの。こういう時はあたしが言うわ」


「承知しました」


アリエは丁寧な言い回しをした。こういう話し方を見るのも初めてだな。


「およー、アリエて意外と真面目だね」


みかんが俺に小声で言ってきた。


「一応お嬢様だからな」

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