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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百六十二話 星宝家にはアリエが大好きな女の子執事がいる②



するとその女の子執事がギロリと睨んできた。


「お前がお嬢様の彼氏を気取る男か」


「気取ってねえよ!」


「たっ」


まんま彼氏だよと続けようとしたらアリエが彼女の頬を叩いた。あまりのことに俺は口をあんぐりと開けて固まってしまった。


あ、あのアリエが、わがままは言うけど暴力だけは振るってこなかったあのアリエが、人を引っぱたいた!?


「あんた、葉月の前どころか葉月本人になんてこと言ってんのよ!クビにするわよ!」


そしてまたアリエは怒った。


「す、すいませんお嬢様!」


「あたしじゃなくてこいつに謝って!」


理恵さんは謝るがアリエは怒ったまま俺の方を向かせる。


「君嶋様、このたびは本当にすいませんでした!」


理恵さんが今度は俺に頭を下げた。


「あ、うん。あんま気にしなくていいから。ま、ほどほどによろしくな」


俺は苦笑いしながら答えた。

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