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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百六十話 星宝家は町外れのレンガ作り②



車を降り家に近づくと意外と大きいことが分かり顔を上げることになった。


「おっきーい。他の家と同じくらいかと思ったけどちょっと大きいね」


みかんもその大きさに関心する。


「当たり前じゃない、あたしの家は他の家よりずっとお金あるんだから」


アリエが腰に手を当て自慢する。


すると玄関の方から執事が走ってくるのが見える。


「お嬢様ー!」


その人はアリエを呼んでいた。だがその声は甲高く女性と思われた。


「げっ!あいつ」


アリエは目を見開いた。あまり見ない彼女の顔に俺は驚いた。


「あの子、大人しく玄関で待ってなさいって言ったのに」


薫子さんが目を伏せながら執事の方へ歩く。


「なに、変なやつなの?」


みかんもその表情に疑問を持つ。


「お目付役の薫子と違ってあいつは家で仕事してるんだけどちょっとうざいのよね……………」


アリエは心底嫌そうな顔で言った。あのアリエがあそこまで言うとか、いったいどんなやつなんだ。


「うざいってどんな………」


みかんが首を傾げる。

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