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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百五十七話 星宝家へはリムジンで


部屋を出るとアリエがたまに乗るリムジンらしき車が見えた。


まさか、あれで行くのかと不安になりつつアリエについて行くとそこで止まった。


「もしかしてリムジンで行くの?!」


みかんが興味津々に聞いた。


「そうよ」


「すごーい!あたしリムジン乗るのとか初めてー!」


みかんはアリエの返答に興奮する。


マジかよ、俺は金持ちしか乗れない車に物怖じが止まらない。


「葉月様、みかん様、どうぞ中へ」


薫子さんがリムジンのドアを開けて言う。


「よーし。じゃあ、禁断のリムジンへGo!」


みかんは興奮と共に中に入る。


ふー、はー。深呼吸しながら俺も中に入る。内装は………普通だな。ただし色だけの話だ。広さは普通自動車の1.5倍である。しかも冷蔵庫まであり三人入っても十分広い。


「そこの中身は好きに飲んでいいわよ」


アリエが冷蔵庫を指して言った。


運転席にいるは薫子さんだ。


「もしかして薫子さんが運転するんですか?」


俺は彼女に聞いた。


「はい、この近くまで行く時もわたしの運転です」


「マジですか」


「すごーい!薫子さんてアリエのお世話どころかリムジンも使えるんですね!」


静かだった俺の驚きをみかんがテンション高く代弁した。

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