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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百五十五話 アリエとカフェダムールの制服



「良かったら着てみます?」


「いいの!?」


シャロンが言うとアリエは目をキラキラさせた。


因みにその制服は茶色のベストに同じ色のタイトスカート、リボンも茶色で格子状の模様が入っている。


「一度主の着た姿見てみたいなって、思ってたんです!ささっ、どうぞこちらへ」


シャロンはアリエを後ろの住居スペースに連れていく。


「おやおや、まるで姉妹みたいだねえ」


絹江さんが二人の後ろ姿を見ながら言った。


「あーあ、アリアちゃんが嫉妬しそう」


すももさんは別の人を思い浮かべながら言った。


しばらくしてシャロンは着替えたアリエを連れて戻ってくる。


「さあ、見てください!我が主の晴れ姿を!どうでしょう?可愛いでしょう!?」


本人ではなくなぜかシャロンがバッと手を広げて自慢してくる。


「可愛いよアリエちゃん!このままうちで働かない?!」


すももさんが可愛さ余ってバイトに勧誘していた。


「バイトはスターだけでいいわよ。どう、かしら?」


アリエはすももさんの要求を跳ね除けると恥ずかしそうにスカートを摘んで俺に見せてきた。


「あ、ああ。似合ってんじゃね?」


いつもスターで着てるメイド服もいいがこう違う衣装を着るとまた違った可愛さがある。


「素直じゃないな」


りんごが哀れむように言った。


「褒めてるわ」


俺はムッとして返した。


「内心もっと見とれてるくせによく言うよ」

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