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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百五十話 夕飯はバーベキュー③





「いやー、急にいなくなっていたからどこへ行ったのかと思ったがまさかそんなサプライズとはね。君たち夫婦には頭が上がらないよ」


バーベキューをやることとその理由を伝えるとマイクが言った。


『だから夫婦じゃないって!』


「うわ、息ぴったりじゃん。なんか羨ましいな」


「いいなぁ、わたしもそういう人見つけたいよ」


新井とすももさんが言った。


「お前ら横見ろよ」


りんごが二人に呆れる。そりゃそうだ、互いに互いを想う相手がいるって既にいるのに気づいてないんだから。


「はあー、むしろわたしはすももちゃんと夫婦になりたいわね」


「清さんは時々変ですね」


清さんが頬に手を当て憂鬱になると夕ちゃんが言った。だが残念なことにその人はすももさんが関わると大体変だ。


「あーあ、こりゃ完全にお兄ちゃん取られちゃったな」


みかんがいたずらっ子みたいな顔で頭の後ろで腕を組む。


「あー、バーベキューいんじゃね」


「あんま乗り気じゃなさそうだね」


飯山がジト目で言うと山崎が指摘する。


「はあ?これでも結構食い気あるんだぜ?」


それを挑発と受け取り飯山がキレ気味に答える。


「んー、あんまオシャレな気しないけどなー」


梨子ちゃんもあまり乗り気ではない。


「いいじゃない、せっかくアリエがお膳立てしてくれたんだから」


「バーベキュー面白そうですよ!」


アリアさんは嬉しそうに、シャロンも楽しそうに言った。

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