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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百十七話 アリエの別荘行き二年目⑥(トラウトの他は高級食材)




「付け合せは茨城で取れた最高級男爵いものコロッケと地元で取れた最高級地鶏を使った唐揚げでございます」


だが次の藤丸さんの言葉にん?と首を傾げた。トラウトは分かる、けど他の二つはなんか、なんか違くないか?


「あの、高級食材なのは分かるんですけどスーパーで普通に売ってるやつでいいと思うんですけど………」


俺は恐る恐る言った。


「それは困ります。お嬢様のお友達にそんな貧しいお食事なんて与えられませんよ」


「そ、そうですか………」


静かだが強く断られてしまった。こう言われるとどうも強く出れない。


「せっかくの高級料理なんだしぱぱっと食べちゃいましょ」


山崎は嬉しそうに言う。


「うんうん、これぞ正にグルメってやつだね」


すももさんは腕を組んで頷く。


おじけづかないやつもいるもんだな。


「なるほど、究極のメニュー対至高のメニューということか」


「え、どなたが山岡さんでどちらが海原さんなんでしょう?」


りんごの言葉にシャロンが乗る。お前らよくそんなネタ知ってるな。


「敵はいないのでお二人の合作ですね」


「合作てトラウトが究極でコロッケと唐揚げが至高てこと?」


夕ちゃんも知っていてみかんが確認する。こいつら何歳だっけ。


「ねえ、みんなはなんの話をしてるの?」


「そうよ、わたし達にも説明して欲しいわ」


だがアリエとアリアさんだけは分かってないようだ。

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