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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百十六話 アリエの別荘行き二年目⑤(夕飯はトラウト)



「本日は海沿いで捕れたトラウトでございます」


夕食時に別荘の管理人である藤丸さんが言った。


「トラウト?ブラックバスみたいなやつですか?」


俺は彼に聞いた。


「はい、みなさまがいらすと聞いてわたし自ら釣ってまいりました」


藤丸さんが説明を聞いて驚いた。


「自らて自分で?」


「はい」


自分でも同じことを確認してるだけと分かってるがその返事にまた驚いてしまう。


「いや、それ同じこと聞いてるだけじゃね?」


「分かってるよ、でもやばくね?魚釣れて料理できるんだぞ?」


新井に言われてが俺はその驚きを言葉にした。


「まあ、そうそういねえよな」


「去年は出なかったよね」


新井も関心するとマイクが指摘する。


「昨年はみなさん高級料理に苦手意識を持ってらしたので今回は趣向を凝らして自然そのままのものを作ってみました」


藤丸さんは今回の料理にトラウトを選んだ理由を話した。


「あら、気配りがお上手なのね。素晴らしいこと」


清さんが手を口に当て朗らかになる。

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