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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百十五話 アリエの別荘行き二年目④(気分は新婚旅行?)



俺はアリエと寝室に入って感じた。なんか違う、こいつと同じ部屋と寝るのはたまにやってるが自分のアパートで寝るのと違う部屋で寝るのでは気分も違う。なんか…………


「緊張、しね?」


俺の声は若干震えているだろう。


「あ、あたしの別荘なんだから緊張なんてするわけないじゃない!」


アリエは叫ぶが顔は真っ赤だし声を震えていた。


「そ、そうか。でもいつもと違う部屋で寝るとか新婚旅行みたいだよな」


「し、新婚旅行?!ま、まだそういうのには早いわよ!」


俺が思いついたことを言うとアリエはまた顔を赤くした。


「ていうかさ、」


「まだ何かあるの?!」


とうとうアリエは俺が言いかけるだけで顔を赤くした。いい加減落ち着けと言いたいが俺も落ち着かない。


「ベッドでかいし上すごくね?」


そのベッドは人間が二人入っても余裕のサイズ、クイーンか?そして上には天蓋があったのだ。こんなものがあったら緊張するに決まってる。


「なんだそんなこと、あたし用の部屋なんだから大きいし豪華に決まってるじゃない」


アリエは自慢するように返してきた。なるほどこいつとしては自分の部屋に男子を入れたことがないから興奮してたのか、納得。

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