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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百十三話 アリエの別荘行き二年目③(葉月とアリエは別荘でも同衾)



アリエの別荘に着き父さんや母さん達と別れると俺たちは荷物を部屋に下ろした。


「ああ、アリエと葉月くん変なことしないなら同じ部屋にしてもいいわよ」


その際アリアさんがこう言った。


「え、いいんですか?」


俺は思わず聞き返した。


「いいもなにも、あんた達前から同衾してるじゃない」


その返しにすももさんや山崎達が声のない笑いを出した。


「ちょっと、なに笑ってるのよ」


そんなすももさん達にアリエが怒る。


「別になんでもないよー」


といいながらすももさんはまだ笑う。なんか馬鹿にしてそうだな。


「ただ、お二人とも仲がいいですねえて話だよ」


山崎のは完全に冷やかしの顔だ。


「あんたねえ」


「面倒くさくなるからほっとけ」


アリエがさらに怒りを出すと俺は止めた。プライドの高いやつは下手に怒ると面倒だ。山崎が面倒なんじゃない、怒ったアリエが面倒なのである。

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