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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百十二話 アリエの別荘行き二年目



いよいよもって俺は父さんの車でアリエと一緒に彼女の別荘に向かっている。俺とアリエがいるのは二番目の列で三列目にはみかん、夕ちゃん、梨子ちゃんがいる。


高速道路に入り山々を眺めているところで俺は気づいた。


「なあ、みりみ団のやつらはいいのか?」


「あ………」


「あー、いたねそんな人達」


「あはは、そういえばすっかり忘れてたね」


「ちょっと可哀想ですね」


アリエが声を漏らしみかんがさも気にしないように言う。梨子ちゃんは苦笑いしてそうな声で夕ちゃんは同情でもしてそうだ。


「みりみ団?探偵団かなにかの人達?」


母さんが聞き返す。


「違いますよお母さーん。美佳、理沙、美希っていう子達なんですけどりんごさんが名前の頭文字取ってみりみ団て呼んでるみたいなんですよ」


梨子ちゃんが笑って解説する。


「へえ、どういう子達なんだい?」


父さんが詳しく聞き返す。

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