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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百十一話



「邪魔ねえ。じゃあ、邪魔しなきゃ一緒にいてもいいんだよね?」


みかんは言質を取ったように言った。


「まあ………そうだけど……」


アリエは強く否定できない。


「うん、嫌なら別に行かなくてもいいんだけど?」


「なんかそう言われると連れてった方が良さそうね」


梨子ちゃんに言われるとアリエの意見は否定から肯定に変わる。


「無理しなくていいって言ってるのに」


「連れてくわよ、あんたはまだ連れて行ったことないし」


二度遠慮されるとアリエは梨子ちゃんの別荘行きを承諾した。


「ま、俺はどっちでもいいけどな」


俺はそれを聞きながらぼそりと言った。


「やったあ!アリエ大好きぃ!」


「なんであんたが抱きつくのよ、まあいいけど」


みかんに抱きつかれアリエが言った。


「ふふ、可愛い子」


その様子に梨子ちゃんが微笑んだ。

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