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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百九話



次の日、すももさんがカフェダムールでアリエに言った。


「ねえねえ、八月はアリエちゃん別荘行くんでしょ?」


「行くけど、あんた達は連れてかないわよ」


アリエは嫌がるように言う。


「えー、どうしてー?」


すももさんは口をタコにして文句を言う。


「邪魔が多いと葉月と二人になれないじゃない」


「邪魔っ!?そんな、邪魔だなんて………しくしく。わたしはただ楽しく海で遊びたかっただけなのに………」


アリエがはっきり言うとすももさんは凄まじいショックを受けた。仰け反り後ろのテーブルにぶつかった。


「許してやれよ姉貴、こいつも男と夜な夜なあれなことしたい年頃なんだよ」


「そう、だよね。ちゃんと二人の新婚旅行を祝福してあげないとね」


りんごが助言するとすももさんが納得した。


「なに言ってんのよ!まだ結婚してないわよあたし達!」


「あと夜な夜なてなんだよ、それもまだ早いから!」


アリエと俺は二人に声を上げた。


「お子さんが出来たら見せてくださいね」


「シャロンもまだ早いから!子供とかもっと後の話だから!」


俺の突っ込みは終われない。なんだこの空間、激しすぎる。

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