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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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五百三話 すももと新井の遊園地、葉月達の観察⑤



「いたいた二人ともー、どこ行ってたのー?」


すももさんは飯山と山崎に近づく。


「ごめんなさーい、ちょっとはぐれちゃってー」


「ちょっと探してた」


二人は謝罪と言い訳をする。もちろん嘘だが。


「もう、駄目だよ。勝手にどこか行っちゃあ」


「ごめんなさい」


「今度は気をつけるし」


すももさんにお説教され二人はまた謝った。


「つうか君嶋とアリエちゃんどこ行ったんだ?」


「ほんとだ、どこに…………あ…………」


新井が俺たちに関して言うとすももさんは辺りを見回した。そして後ろを向いた時俺たちと目が合った。


「あははは…………」


「悪いわね。実はこっちが先に見つけたからこっそり一緒に乗らせてもらったわ」


俺は見つけてもらったという喜びからつい笑ってしまった。アリエは自慢するように俺の腕を引き寄せた。

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