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四百九十六話 かき氷とみりみ団
「やっはー!」
「来ちゃったよー」
「かき氷、あるんですって?」
次に現れたのは美佳ちゃん、美希ちゃん、理沙さんの三人、りんご命名みりみ団だ。
「お、みりみ団じゃないか。よく来たな」
りんごが三人を呼ぶ。
「やめてよその呼び方ー、ダサいー」
美佳ちゃんが嫌がる。
「ダサいとはなんだ、こんなにわかりやすい呼び方はないだろう」
反してりんごはその呼び方を気に入っていた。
「で、あんた達はなに食べるの?」
「なんでお前が聞くんだよ。なんだかんだでお前もみりみ団が気に入ってんだな」
アリエがみりみ団に聞くと俺は彼女に聞いた。
「うるさいわよ。別にいいじゃないそれくらい」
すると当たり障りない答えが来た。




