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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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四百九十二話 かき氷とアリエ



冷たく言うりんごをすももさんがからかった。


しばらくしてアリエが入って来る。


「かき氷やってるって言うから来てやったわ」


「お、ありがとな。なに食う?」


俺は彼女を出迎えて言った。


「メニュー選びとかめんどくさい、おすすめは?」


「ふむ、お前なら………レモンだな」


アリエはメニュー表に書かれた文字列にうんざりして聞くと俺が答えた。


「その心は?」


「髪の毛金色だし基本酸味ばらまいてるからその辺りで」


聞かれた俺はチョイスの理由を答えた。


「まあいいわ、もらってあげる」


「ありがとな、作ってくるよ」


不遜ながらもアリエは承諾した。


俺はかき氷にレモン汁をかける。苦いのが苦手なアリエなら酸っぱいのもきっと苦手だ、砂糖を少量かけてからカットしたレモンを乗せて持っていく。


「おまちどおさま。レモンは後でかけた方がいいぞ」


「へえ、美味しそうじゃない」


アリエは口元を若干だけ緩めて褒めるてスプーンにかき氷を取る。



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