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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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四百八十四話 すももさんの風邪③



「しかし意外だね、彼女は風邪とは無縁と思っていたけれど」


「おお、馬鹿は風邪引かない!ですね」


「お前ら、俺でも思ってたのになんてことを………」


マイクが言い出しシャロンがその決まり文句を言うと俺はあまりの直球さに驚いてしまった。


「お前らなあ、すももさん相手になに言ってんだよ!」


「まったくだな、人の姉を馬鹿呼ばわりするなんてどうかしてるぞ」


新井が声を上げて、りんごが拳を固めて怒る。


「それに一応、歳上だもんね………」


「いや、馬鹿なもんは馬鹿でしょ」


山崎が言うが飯山は俺たちに加わる。


「ええ、わたしそんな馬鹿かなぁ?」


当のすももさんが頭を悩ませた。


「ああ、うん。馬鹿だな。あ、これ言われてたアップルパイ」


りんごは否定せずにアップルパイを差し出す。


「ありがと。はあ………イケてるお姉さんになりたいなぁ」


アップルパイを食べながらすももさんが呟く。今さら無理があると思うがな。

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