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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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四百八十一話 すももさんはアップルパイを要求した、すなわち風邪か?



放課後、俺はりんご、シャロン、飯山、山崎、新井の五人と共にカフェダムールに向かう。


そんな中、りんごのスマートフォンが鳴った。


「姉貴?どういうことだ?」


その様子からしてメールですももさんからだが様子がただならない。


「すももさんはなんて言ってるんだ?!」


新井ががっついてそれを覗き見る。


「アップルパイ?」


すると首を傾げた。


「アップルパイ買ってきてくれてあるんだよ」


俺たち他のやつが見るとりんごが説明した。確かに文面には「学校終わったなら帰りにアップルパイ買ってきてくれない?」とある。


「おやつの要求なんて、珍しいな」


「ああ、本当に風邪でも引いたのか?」


俺が言うとりんごも眉を潜めた。


「マジかよ、急いでいかねえと!」


「落ち着けし、風邪だとしてもすぐ行っても治んないじゃん」


新井が取り乱すと飯山が宥める。


「でもよお………」


「まあ待ちなって、だからアップルパイ買ってきてあげるんでしょ」


落ち着かない新井に山崎も加わる。


「それに、わたし達みんなで行けばすぐ元気になりますよ!」


「そ、そうだな」


シャロンにも言われようやく新井は落ち着く。


「じゃ行くか、風邪引いたっぽいすももさんを励ましにな」


俺はみんなに呼びかけた。

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