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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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四百七十六話 梅雨時は常連達が集まる③



「すももさーん」


マイクの隣では新井がすももさん相手に手を振っている。


「はーい」


すももさんはそれに気づくとにこりと微笑む。別に会話なんてない、ただ声を聞かたかっただけだ。それなのになんだこの熱量は、一度見てしまえばそれに圧倒され集中力が削がれるような感覚だ。


すると俺の目が塞がれ熱が途切れる。


「やめなさい、あまり見たら飲まれるわよ」


後ろからアリエの声がした。


「そうだな、ありがとう」


俺は息を吐いて言った。りんごが微妙な顔で俺たちを見てる気がしてるがなぜだろう。


「こんにちはー」


「うす」


山崎と飯山が来店した。


「いらっしゃいませ」


「いらっしゃい晴海ちゃん、海女吏ちゃん」


俺とすももさん、りんごが出迎えた。


すると山崎と飯山は俺とアリエ、すももさんと新井の三方向を交互に見た。


「ここ、喫茶店………だよね?」


「そうだよ、なに飲む?」


山崎が戸惑いながら聞いてくる。その態度に俺も一瞬戸惑ったが注文を取った。

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