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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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四百七十話



「うるさいよ」


「まだ何も言ってないけど?!」


りんごに言われ俺は戸惑った。


「言わなくても分かる。それは馬鹿にしてる顔だろ」


「バレたか」


「うわー、りんごすごーい!」


りんごに言われ俺は舌を出した。すももさんは無邪気に褒めた。


「やっぱり馬鹿にしてたな。まあ………楽しかったのは認めるよ」


りんごは顔をしかめると照れながら答えた。


「りんごがデレたな」


「デレたデレたー、めっずらしー」


そんな表情に思わず俺とすももさんはまた笑ってしまう。


「でも、いいと思います!いつもりんごは仏頂面ですから」


「それそれ、いつ笑うのって感じだし」


「人生退屈してそうって感じ?」


シャロン達もりんごの表情の変化について言った。


「なんかもっと馬鹿にされてる気がする………あたしは機械じゃないっつうの…………」


りんごは自分の扱いの酷さに拳を固めた。

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