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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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四百六十話 海女吏はコッペちゃんが欲しい②



「はっ、別に嬉しいとかそんなんじゃないし!」


「ならそれはあたしがもらうぞ」


海女吏は冷静になり否定するとりんごが言う。


「く、くれるんじゃないの?!」


「なんだやっぱり欲しかったのか」


海女吏が涙になるとりんごはまばたきする。


「だめだよりんごー、海女吏は素直じゃないんだからこういう時は疑わないとー」


「なるほど、ツンデレか」


晴海がキャハッという乗りで言うとりんごは少し間を置いて答えを出す。


「誰がツンデレだし!」


「えっと、素直な方がいいと思いますよ?」


海女吏がまた顔を赤くするとシャロンは笑って言った。


「気まずい雰囲気で言うのやめて、馬鹿みたいじゃない」


海女吏はまた泣きそうになり表情か不安定になる。


「いいからそれ袋に入れろ。本命が待ってるんだ」


りんごは海女吏を一瞥すると指を動かしながら歩いていく。

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