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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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四百五十二話 りんごの新しいパジャマ②



りんごが今着てるものから元の服に着替えると晴海が別のパジャマを持ってきた。それは襟付きでピンクより濃いいわば薄い赤のものだ。


「これもりんごに似合うんじゃないかな」


「おお、可愛いですね!」


シャロンが歓声を上げる。


「まあ、悪くはないな」


「試着してみてよ」


「なんで、必要ないだろ」


晴海に言われるがりんごは遠慮する。


「いいから。似合うんだから着てよー」


そこまで言われるとりんごは断れず試着することになる。


「あー、やっぱりんご似合うわー。もーさいこー!」


「りんごに赤っぽいピンクの服て………」


うっとりとして歓声を上げる晴海と違い海女吏は服の色と彼女の名前の親和性に気づき笑いを堪える。


「おい、なにがおかしい」


「リンゴ、あっ」


りんごが海女吏を睨むとシャロンもそのことに気づく。


りんご自身も違和感に気づき服装を見ると二人の言わんとしたことに気づく。


「晴海お前、あたしを馬鹿にしていたのかぁ」


「なに?どういうこと?え?」


りんごに睨まれるが晴海は一人理解していない。


「惚けてるのか。分かった、もういい」


りんごは面倒になり追求をやめた。

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