表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
426/594

四百二十五話



仕方なく俺とアリエはみかんを間に置いて進むことにした。俺の隣でにひーと笑うみかんを見るとなにも言えなくなる。


「なあアリエ………ほんとにごめんな」


俺はムードが台無しになったため謝った。


「気にしてないわよ。今のこいつ見たらあたしもなにも言えないわ」


「ありがとな」



広間にテーブルとベンチを見つけそこに座ることにした。


「なんか気持ちいいー」


みかんが行儀悪く長椅子の一個に寝転がる。


「いい風だ」


初夏になり少し暑いが風のおかげであまりそれを感じない。


「なによそれ、かっこつけちゃって」


アリエが皮肉るがそこには笑みがあった。


「でも、悪くないだろ?」


「やめてよ恥ずかしい」


「そろそろ昼にするか?」


「なになに?お昼ご飯?」


俺が言うとみかんが興奮する。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ