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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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四百二十四話



「お前さあ、高校生だぞ?流石にその台詞はなくね?」


俺はみかんを諌めた。


「でも、お兄ちゃんはお兄ちゃんだし…………」


みかんは口をすぼめた。


「あんたやっぱりただのブラコンじゃない?」


アリエが本人に指摘する。


「そ、そうだよ!あたしはお兄ちゃん大好きだもん!」


みかんが肯定する。


「マジか、色々アピールしてたけどただの行き過ぎだったのか」


俺は腕を組んで感慨にふける。


「うん、兄妹なら一緒にお風呂入っても一緒の布団入っても、それでそこで裸になってえへへ………」


みかんは興奮しながらとんでもないことを言った。


「やめろ、その先は言うな!それは禁忌だぞ!」


俺は慌てて叫んだ。いや、本人はえへへで止まってるがどうにも言いそうで恐い。


「この女、本当に悪魔ね」


アリエも口を引くつかせて狼狽する。

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