表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
423/594

四百二十二話 御幸白百合公園



なんやかんやで目的地、御幸白百合公園に着いた。公園の外からでも名前の象徴である白い百合が見える。


「わー、きれーい」


みかんが歓声を上げる。


「なんだ、どこかと言えばここじゃない」


アリエの反応はよろしくない。


「知ってるのか?」


俺は聞いた。


「ええ、昔家族でよく来ていたもの」


「マジか、そりゃあ地元だから当然だよな。違うとこのが良かったかな」


どうやらここを選んだのは失敗ようだ。


「いいわよ。あんたと来るのは初めてだし」


「そっか、そりゃあ良かった」


「ちょっと二人ともー、遅いわよー」


みかんが公園の中で俺たちを呼ぶ。


「あいつ、いつの間にあんなとこに」


「もう、せっかちなんだから」


俺とアリエも中に入って百合の花園に入っていく。一面に染まった百合に俺たちは圧倒された。


アリエは歩きながらゆっくりと俺の側により腕を絡めてきた。


俺は少し恥ずかしくなり頬をかいた。だがこの恥ずかしさはどこか心地いいものを感じた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ