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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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四百十八話 三年目のゴールデンウィーク



「だからいいんじゃない?」


みかんがニヤァと邪悪な笑みを浮かべた。


「この悪魔が………」


俺はみかんに聞こえないよう言った。もはや彼女は小悪魔という可愛いものではない、ただの悪魔だ。



合流場所はカフェダムール、そこのが分かりやすいからだ。


「遅いわよあなた、てなんでみかんがいるのよ」


アリエは不機嫌になるとみかんの存在に疑問を持つ。


「こいつがどうしても聞かなくてな」


俺は眉を潜める。


「はあ?来るんじゃないわよ!さっさと帰りなさい!」


アリエはシッシッと手を振る。


「いやよ、こんな面白そうなことやめるわけないじゃない」


みかんは再び邪悪な笑みを浮かべた。


「この女………馬鹿にしてんの?」


アリエは顔をひくつかせる。


「まあまあ落ち着いて、みかんちゃんもいじわるやっちゃだめだよ?お家帰ろ?」


すももさんが優しく言う。


「むぅ」


みかんはここでようやく大人しくなる。

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