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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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四百八話 アリエ、梨子、夕とみりみ団④



「むむ、あずきパフェもあります。これはこれは誰得ですかー!」


夕はさらにメニューを開くとまた大声を上げた。


「アリエたんの友達、楽しい子で嬉しいわ」


「いや、あれは今日だけよ」

「うん、いつもは大人しい方だよ」


美佳が感激するとアリエとみかんが訂正する。


「あなたは和が好きなのかしら」


理沙が夕に聞く。


「わ?わーと言うと輪っかですか?」


夕はすなわち円のことだと認識する。


「違うわよ、和風の和って意味」


「あ、そうでしたか。わたし、祖母の家が甘処なので小さい頃から和菓子に親しんでいるのでそのせいですね」


「へえ………」


「なにそれ、行ってみたい!美希たんもそう思うよね?」


「うんうん、それも面白そうだね」


理沙が頷くと美佳が美希に呼びかける。


「良ければ案内しましょうか?」


夕はニコリと微笑んだ。


「よし!じゃあ明日行こうよ!ね、アリエたん」


美佳はアリエに甘い声で言った。


「明日はバイトよ、無理よ」


「ちぇー」


アリエに断わられ口を尖らせた。

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