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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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三百九十九話 梨子とみりみ団とシャロン、アリエ②



「あ、ごめんなさい。実はですね、ミキからラインが来たのですがわたしもスターに来ないかと誘われたのです!」


アリエがまくし立てながら説明する。そういえばみりみ団は初めてここに来た時シャロン達とライン交換してたっけ。


「分かった分かった、分かったから落ち着け。で、どうする?」


俺はあまりの勢いに後ずさりするとアリエに確認する。


「あの女、あたしが来ないからって下僕を使うなんて………」


アリエは悔しがった。美希ちゃんはアリエが彼女を下僕と呼んでいたのを覚えていたのか。いや、それだけじゃない。シャロンを気に入っていたということまで見抜いたのか。侮れないな。


「主、どうかご決断を!」


シャロンが促す。


「分かったわよ、行ってあげるわよ!」


アリエは不承不承納得するとカフェモカを飲み干して二人でスターに向かった。


「いってらっしゃーい」


「楽しんでこいよー」


俺たちは二人を見送った。


「しかしああ見ると主従というか姉妹だな」


りんごがその背中を見送って言った。


「髪の色違うけどな」


「それは言うな」


「背丈からしてシャロンちゃんがお姉ちゃんかな」


俺はすももさんの言葉にあーと頷いた。

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