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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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三百九十一話 すももさんはアリエの学友の前でも残念




「で、このわたしがさいっこうにクールビューティな女子大生、間宮すすもよ」


すももさんが髪をファサっとかき上げながら自己紹介する。


「うーわ」


理沙さん達三人はすももさんにドン引きしてしまった。


「え、なに?おかしなこと言った?」


すももさんは自分のやったことがわからなそうだ。


「長いしクールビューティなやつドヤ顔でそんなことしないだろ」


「そ、そうなの?!」


りんごがツッコミを入れる。やはり分かって なかったのか。


「なんというか、残念ですね」


美佳ちゃんがバッサリ捨てる。


「あっさり言うそれ?」


美希ちゃんが美佳ちゃんが言ったことに驚く。


「気にするな、元から姉貴は残念だ」


「うわーん!どうせわたしは残念だよー!」


りんごが追撃するとすももさんは泣きながら店を出て行った。


「なに今の、意味分かんない」


彼女の行動を初めて見る美佳ちゃんは戸惑う。


「感動です」


それを見てシャロンが感慨深くなる。


「そこ感動するとこ!?」


「大丈夫よ、あんなのいつものことだもの」


アリエが呆れる。


「いつもってどういうこと?」


「どんな店よ」


「だめ、あたしついていけない」


美佳ちゃん達は混乱していく。

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