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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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三百七十八話 お前に学校の友達とかいたの?②


「いや、こいつにも学校の友達くらいいるだろ」


俺はアリエの肩を持った。


「そうよ!こいつの言う通りよ!あたしにだって学校の友達くらいいるんだから!」


「でもま、仲の程度は知れるがな」


「へ?」


俺がこう続けるとは思わずアリエが惚ける。


「どうも、普段そいつらのことを話さない辺り仲がいいのか怪しくね?」


俺は推測した。


「ヴッ」


アリエはギクリとも言うような奇妙な悲鳴を上げた。あまりに聞かない悲鳴で悲鳴とも言えなかった。


「なんだ今の、とにかく図星なんだな。お前に友達はいるが仲は微妙てことで」


「ううう、友達もいるし仲もいいわよ!今度ここに連れてきて上げるんだから!」


アリエは目の端から涙を出しながら言った。


「お、おう。期待してる」


うわあ、言い過ぎたなあという罪悪感から俺は顔を逸らしながら言った。

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