表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
378/594

三百七十七話 お前に学校の友達とかいたの?



俺たちはアリエも交えてカフェダムールで夕食のシチューを食べていた。


「どうした?今日はお前の好きなシチューだろ?」


アリエのスプーンが進まず俺は声をかけた。


「友達てどう思う?」


「唐突だな。みかんがどうかしたのか?それとも夕ちゃんか?」


俺は意外な質問に驚いた。


「だめよアリエちゃーん、友達と喧嘩しちゃー」


すももさんが状況を察して諌める。


「違うわよ、学校の友達よ」


だが彼女の答えはすももさんとも俺の予想とも違う。


「学校の………」


俺は彼女の出した単語を反芻する。


「お前に学校の友達とかいたの?」


りんごがずばり聞いた。


「いるわよ!失礼ね!ちゃんと!学校の!友達もいるわよ!」


アリエがあまりの怒りに単語を区切りながら言った。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ