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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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三百七十四話 アリエのメイド姿を見に来た⑤


「多分そうじゃない?そうでなくても、同じバイト先の子にセクハラとかいい気分じゃないと思うけど」


「普通そうだよねー」


理沙に美希が同意する。



「ふう」


梨子は美佳達から距離を置くとため息をつく。エキセントリックな連中と付き合うのは体力がいるものである。


「ありがとう梨子、あんたのおかげで助かったわ」


アリエが近づいて感謝する。アリエ自身あの三人と関わるのは疲れるのだ。


「お礼なんていらないわ。その代わり、今度デートしてよね」


梨子はウインクして言う。二人は厨房スペースに進んで行く。


「デートて、葉月じゃないんだから行かないわよ」


アリエはきっぱり断る。


「それは男の人との話でしょ?女の子同士でデートっていうのもいいんじゃない?」


「女の子同士、悪く………ないわね」


梨子は美佳達とは違うエキセントリックな瞳で攻める。これにはアリエも納得するのだった。


「じゃあ、あの子達の注文ブレンドだから作っちゃうね」


梨子はブレンドの豆を轢いた粉末とコーヒーを煎れるセットを取り出す。

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