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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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三百五十七話 アリエとの一泊の翌日②





「そうじゃないんだなぁ、それが」


「なにか、違うんですか?」


シャロンがようやく俺の意図とすももさん達の意図が違うと理解したようだ。


すももさんとりんごも神妙な顔になる。


「あいつは、男としての俺を好きなんだよ」


シャロン以外なら分かっていそうだが彼女にも分かるよう言った。


「ありゃりゃー」


すももさんが珍しく口元に手をかざして驚く。


「それは本当かなのか」


りんごの疑いは最もだ。


「それは近親相姦というものでしょうか?」


シャロンが驚きと疑問の理由を話した。


「そんな難しい単語よく知ってるな」


「知ってますよ、日本のラノベにはよく出る単語ですよ!」


「出るのかよ!妹ものてたまにしかないと思ってたよ!」


シャロンに力説され思わず声が出てしまった。


「これは、前途多難だな」


りんごが言う。他人事だからって気軽に言ってくれる。


「そうだねえ、みかんちゃんがねえ………でゅふふ」


すももさんは口元に手をかざしたままオタクみたいな気持ち悪い声を出した。


他人事にもほどがあるだろう、あまりに他人事な言い方に頭を抱えたくなる。馬鹿にしやがって………。

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