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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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三百五十五話 今日は彼女と寝かせて



「さてと、今日はもう遅いし寝るか」


俺は時計を見るとアリエとみかんに言った。


「うん」


「そうね、行きましょうか」


さっきまで暗かったり真面目だった二人が笑顔になった。


「一応布団はもう一個あるけどどうする?」


俺はアリエに聞いた。こう聞いているが正直一緒と布団で寝たいというのが願望だ。


「なに聞いてるのよ。もちろん一緒に寝るに決まってるじゃない」


アリエが当然とふんぞり返る。


その答えに俺は自然とガッツポーズが出来ていた。


「えー、今日はあたしと寝ようよー」


だがみかんが異を唱えた。


「え、それこそえーだろ。せっかくアリエが来てるのに一緒に寝ないとかおかしいだろ」


「だって、いつも一緒に寝てるじゃん」


言い返すとあまりアリエに聞かれたくない台詞が来た。


「葉月あんた………」


アリエに軽蔑の目で見られる。風呂は未遂だがこっちはいつものことだ。軽蔑のレベルが強い。


「いやほら、風呂には入れないから代わりに布団くらいは一緒にて思ってな、あはは………」


言い訳が言い訳にすらならなかった。

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