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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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三百五十二話 入浴後の葉月とアリエ



「ちょっとしっかりしなさいよ葉月ー」


入浴後、俺はアリエに団扇で扇がれていた。


「惚れた女のおっぱいだぞ?そんなの見て興奮しないわけないだろ」


俺は虚ろな声で言った。


今のアリエは以前とは違う下半身がフリルだらけの豪奢なワンピースを寝間着にしていた。 こいつは相変わらずフリルが好きだな。


「おっぱいてまた………はしたないからやめなさいよ」


「お、おう……」


珍しく真面目に怒られてしまった。お嬢様だけあってこういうとこはしっかりしてるんだな。


「なに、お兄ちゃんアリエのおっぱい見たのー?やらしいねぇ」


みかんがニヤニヤしながら近づく。


うわー、気持ちわるっ。風呂でのぼせた熱が一気に冷めたわ。


「なに、あたし悪いことした?」


みかんは俺の顔に戸惑った。


「さっき葉月にはしたないて言ったばっかなんだけど」


そう言うアリエの目もひどく冷めていただろう。そう思わせる声だった。


「ごめん………」


その声にみかんも謝るしかなかった。

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