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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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三百四十五話 アリエが一緒のカフェダムールのまかない③



「そういえば、お前の荷物でかいけどなに入ってるんだよ?」


俺はアリエが持ってきたキャリーバッグを指した。


「あ、それは着替えと歯ブラシよ」


「は?どっか泊まるのか?」


「……んち」


「は、どこに泊まるって?」


「だからぁ、あんたの家に泊まるって言ったの!」


「はあ?!聞いてないぞそんな話!どういうことだよ!」


俺はあまりの驚きに強く声を上げた。


「今言ったの!だからぁ!今日あんたのうちに泊めなさいよ!」


アリエは一々声を荒らげて言った。


「お、おう、分かった。みかんにもメールしとかないとな」


俺はスマートフォンを取り出してメールを打った。


「我が主、お嬢様なのに大胆です」


シャロンがアリエに関心する。


「えー、アリエちゃん彼氏のうちにお泊まりなんで大胆じゃなーい」


すももさんがからかう。


「いいじゃない別に。最近葉月と会える時間減ったんだからこれくらないしないと」


「お前ってやつは…………ほんと最高だよ!」


「ちょっと葉月!今カレー食べてるのにー」


俺は感激のあまりに食事中に関わらずアリエに抱きついた。


「あ、わりい。でもお前も俺を想ってくれるって分かって嬉しいよ」


「うっさいわね、一々言わないでよそんなこと」


「お前が言わせたんだよ」


「それにしても、よくお前の姉貴が許したな」


りんごがアリエに言った。以前俺のばあちゃんの家にみんなで行った時はアリアさんがアリエと一緒に寝ることは許さなかったのだ。


「間違いさえ起こさなければ問題ないらしいわ」


「そっか、良かったな」

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