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僕とカフェダムールの喫茶店生活  作者: 兵郎
十九章 三年生編
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三百三十五話 梨子とアリア



梨子はアリエと共にメイド喫茶スターで働いていた。


「梨子もだいぶ慣れたみたいじゃない」


アリエが梨子の仕事ぶりを観察する。


「そりゃあこんな綺麗なお店だもの!ちゃんとしておきたいじゃない」


梨子がテンションを上げる。


「動機はまあ置いといてモチベーションを保ってくれるのは嬉しいわね」


アリエは呆れながらも納得する。


「あら、元気にやってるじゃない!」


そこへアリアが現れる。


「お、お姉ちゃん!?なんでここに?!」


姉の思わぬ登場にアリエが退く。


「お、おおおおおお姉さん……………?」


梨子は声を震わせながらアリアを見た。


「なによ、あたしのお姉ちゃんが出たくらいでそんな驚く?」


「だって、こんな、こんな美人さん他にいないわよ!もーメロメロー!」


梨子が身体を振りながら叫ぶ。

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